一昨日、JETROより「早急な対応が求められる環境問題および安全生産問題」の調査レポートが配信されました。
出典元 JETROホームページ:https://www.jetro.go.jp/world/reports/2018/01/5d81856217ac4363.html
最近ではサプライヤーの環境法令違反による操業停止などで、生産に影響を受けている日系企業からの相談も増えてきました。
JETROのレポートでも、以下のページでその点をピックアップして書かれています。
今までもサプライヤーの定期的な検査は各社行われていると思いますが、サプライヤーの自主申告による調査票での管理や、日本から来られる管理部門の方の訪問検査が一般的でしょう。
日本から来られる管理部門の方では現在の中国環境法令、条令、また地域による特殊な対応など把握できていません。
また、自主申告では検査とは言えませんね。
どこも検査しているつもりでいただけで、実際は現状把握はほとんどできていなかったのではないでしょうか。
法令、条令、また現場を把握した専門家でなければ正しい検査は行えません。
当社では毎週何件ものご相談が舞い込んできますが、訪問させて頂き問題が無い企業の方が少ないのが現実です。ほとんどは自覚症状の無い状態で何らかの法令、条令に違反されておられます。
昨年、私がサプライチェーンの危機について作成したレポートを以下にて公開致します。
PDF版は以下タイトルをクリックしてください。