【中国】第12期全人代第4回会議開催

本日、3月5日から中国では第12期全人代第4回会議が開催されます。

今回の全人代では貧困対策と環境対策が大きなテーマとなります。

また、第13次5カ年計画(16~20年)の内容を決定(すでに決まっていると思いますが)する会議でもあります。

そう言った意味では、今回の全人代は重要な会議となるでしょう。

8項目の大きなテーマとしては以下のようになります。

◆第13次五カ年計画

◆貧困脱却の戦い

主に農村部や過疎地の改革を意味します。

◆供給側改革

国営企業の統廃合でしょう。

◆一帯一路

◆慈善法の改正

◆司法体制改革

◆グリーンな発展

環境・省エネに関する更なる強化な政策制定でしょう。

◆制度による汚職撲滅

当社業務ではグリーンな発展が一番関係深いように思われるかと思いますが、実は司法体制改革や汚職撲滅が大きく影響します。

中国で事業を行っておられる日系企業では商業賄賂の問題が深刻な状態に陥っており、事業運営にも大きな影響を与えてきています。

設備などの購買に関与する社員の不正が度を越えており、金額的な損出に留まらず、不適合な環境機器などの導入などで操業にも影響が出ている状況です。

この数ヶ月間だけでも当社に相談が多く舞い込んでおり、第三者的な立場で監査する役割を依頼されるケースが増えてきています。

総経理や日本人管理者の方は導入される設備などが中国に於いて適切なのかどうかの判断が出来ない為、コンプライアンス上問題が無いように当社がサポートさせて頂いています。

直近でも上海の某日系工場で、10万元(180万円)程度で済む設備工事の見積もりが30万元以上で発注の決済までまわってきており、当社が発注直前で止めました。

この時は、担当者は地元政府の人より紹介された業者なので、すぐに発注しなければいけないと上司に報告して作業を行おうとしていましたが、実際はそのような事実はありませんでした。

このような事は特別な事ではなく、逆に一般的に行われているのが日系工場の実情です。

asahi

昨日、旭化成がコンプライアンス強化の3ヵ年計画を発表しました。各事業本部や事業会社の総務担当部署に新たにリスクコンプライアンス担当を置くと書かれています。

中国では本年1月1日より新大気汚染防治法が施行されていますが、未だ多くの工場は法に適合していない状態で操業を続けています。

法律の中身を理解していない、また何をどうしたら良いのかもわかっていない、と言う状態で事業を運営している企業が多いのです。

昔の中国とは異なり、今は法律(ルール)に即して運営しなければ大きなリスクを抱えたままでの事業運営となります。

第三方などの専門会社に委託して環境・省エネ改善をするよう政府方針も出されています。

いち早く外部の専門会社に委託して、早急に社内に抱えるリスクを回避すべきでしょう。

リンク188

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