習近平氏、全国生態環境保護大会で重要演説

5月18日、19日に全国生態環境保護大会が北京で開催され、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は大会に出席し、重要演説を行いました。

日本語ニュース ⇒ http://jp.xinhuanet.com/2018-05/19/c_137191549.htm

中国語ニュース ⇒ http://www.xinhuanet.com/2018-05/19/c_1122857595.htm

重要な発言について、まとめてみました。

①生態文明建設に対する意義の解明はより一層強い:

「十九大報告」には、生態文明建設は中華民族の永続的発展に関わる「千年大計」から「根本大計」に上昇する。

②十八大以来、生態文明建設に3つの単語で肯定した:

歴史的、転換的、全局的な変化が発生していた。同時に、生態環境の質が継続的に好転し、安定さの中でよいほうへ向かう傾向があるが、効果がしっかりではないと指摘する。

③生態文明建設の現実状況について三つの判断:

重圧で巨大な試練に直面する重要な時期にある、人民より日増しに強まっている美しい生態環境に対する需要を満足する正念場を迎える、突出した環境問題を解決する能力や条件があるウインドウ期にたどり着いた。

④新時代の生態文明建設推進に6つ原則を提出する:

1 人間と自然との調和的共生

2 豊かな自然は金銀ほどの価値がある

3 良好な生態環境があまねく恩恵のある民生福祉

4 山水林田湖草は生命共同体

5 最も厳格な制度及び法律で生態環境を保護する

6 グローバル環境文明の建設を連携で実現する

⑤生態文明建設に5つの要求を提出する:

生態文明システムの構築を加速する

グリーン発展を推進する

突出した生態環境問題が民生問題に優先させる

生態環境リスクを有効的に防止する

環境改善のレベルを高める

⑥健全な5つ生態文明体系構築の加速を強調:

生態価値観を原則とする生態文化体系

産業生態化及び生態産業化を主体とする生態経済体系

生態環境の質の改善を核心とする目標責任体系

改善体系や改善能力の現代化を保障とする生態文明制度体系

生態系統の良性な循環及び環境リスクに対する有効な防止を重点とする生態安全体系

⑦最後に、生態文明建設は党の指導を強化する必要性を強調した。

地方の各級党委員会及び政府の主要な指導者は、当地域における生態環境保護の第一責任者である。

以上

尚、次の点も注視すべき発言となります。

生態文明システムの構築を加速し、2035年までに生態環境の質の根本的好転、美しい中国の目標の基本的実現を確保する。

生態環境を損害した地方幹部に対して、終身責任を追究する。

関連ニュース:https://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2018/05/213654.php

[上海 22日 ロイター] – 中国証券監督管理委員会(証監会)は、上場企業に環境面での責任をさらに果たすよう促し、グリーンファイナンス(環境金融)を推進、新規株式公開(IPO)や企業合併の審査で環境問題をより重視する方針を明らかにした。

2017年度 上海市における環境執法状況統計

1.処罰案件及び金額の比較

 図1.処罰案件推移

 図2.処罰金額推移

結論:2017年、上海市における、環境違法案件数及び処罰金額は2015年や2016年より、大幅に増加する傾向が顕著。2016年と比べると、件数と金額はそれぞれ35%90%増加した。

2.重大環境違法案件数の比較

結論:上海市に於いて、2017年日割りで連続処罰案件は2016年と比べると5倍ほど急増した。公安機関へ移送した案件(環境犯罪)も倍の増加になった。

3.環境違法の分野別比較

結論:案件分野で分析すると、「建設プロジェクト三同時」を違反した案件数は半分以上を占めた。

結論:2016年と比較すると、建設プロジェクト環境影響評価の関連案件の比例が少し減少した。その他、総量規制の案件比例が増加した傾向がある。

データ出典:上海市環境保護局

過去のブログを振り返り

連休中に古いブログを読み直してみました。

2015年4月7日にNHK BS1 「キャッチ!世界の視点」で当社の事が放送された事を思い出しました。

2015年4月7日のブログ → http://steco-blog.com/shimizu/date/2015/04/07

2015年4月のこの時から、罰則の強化を示唆しています。

当社総経理の江頭(えがしら)もコメントしています。

事業所が抱える環境問題は多義に渡り、一つの設備や技術で解決はできない。

事業所側は全ての問題をまとめて解決してくれる事を望んでいるが、環境対策ビジネスをしている日本企業はそれぞれが単独で活動しているために、現地ニーズを的確に捉える事ができていない。

このような発言をしていますね。まさしく、その通りなんですが、こういった問題を解決するために当時より当社は日資企業節能環保推進研究会と言う組織を立ち上げて現在に至るまで活動を続けています。

毎月定例会を開き、最新環境情報の情報共有や日本企業どうしの連携を強める活動をしています。

日資企業節能環保推進研究会HP → http://energy-saving.support/

2020年までは規制強化が一段と厳しくなっていきますので、ビジネスチャンスも拡大していきます。

ただ、どこに対してどのような体制でビジネスを行うかの戦略ポイントを間違えば、折角のチャンスも逃してしまう事になるのでしょう。

法令・法規、市場動向をしっかりと分析すれば、自ずと方向性は定まります。

現地最新の状況を把握せず、日本に於いて自社の売りたい製品や技術だけの事を考えているようでは永遠に道は開けないのでしょう。

【中国】蘇州にてセミナー開催

5月10日に蘇州にて開催されますLTグループ主催のセミナーにて当社総経理の江頭が講演させて頂きます。  環境 規制 セミナー 日系

テーマは「環境対策の強化により、操業停止に追 い込まれるリスク回避」となっており、環境対策の強化により、操業停止に追い込まれるリスク回避(2018両会 から見えてくる政策と企業の取るべき対策)の内容にて講演を行います。

【中国】合同節水管理による排水のリサイクル

中国全土で水の総量規制が加速しており、生産事業所では今までのように水が使えなくなってしまう恐れが増えてきました。また、事業拡張などで生産工程を増やそうと思っても「水」使用の制限が厳しくなってきており、事業計画にも影響を及ぼしています。

江蘇省の太湖周辺地域などでは既に厳しい水の総量規制が始まっており、進出している日系企業も対策を急がなくてはならなくなっております。

当社ではすでに「合同節水管理」方式にて排水のリサイクル事業を展開しておりますが、中国ならではの優遇政策もある関係で最近はお問い合わせが急増しており、今後は需要が大きく伸びると予測しております。

以下で実際に合同節水管理を行っている事例をご紹介します。

初期投資無しで排水のリサイクルが可能です。

「合同節水管理」方式は、日本で省エネで活用されているESCO(エスコ)方式を節水に応用した中国独自の仕組みです。

水の総量規制などでお悩みの事業所は、ぜひご相談ください。

【中国】ジェトロ上海ニューズレター2018年3月下期号

本日、ジェトロ上海ニューズレター2018年3月下期号が配信されましたが、3月21日に開催され当社の江頭総経理も講演させて頂きました「中国華東地区の環境規制対策セミナー」の講演資料を公開してますので、ご紹介致します。

・セミナー資料の公開

1)「中国華東地区の環境規制対策セミナー」
(3/21 於:上海国貿ビル、開催済み)
以下のURL使用した一部の資料をダウンロードできます。

1.「中国環境問題の現状」
ジェトロ上海事務所 経済信息・機械環境産業部 部長 原 健太郎
https://www5.jetro.go.jp/newsletter/shanghai/2018/180327/1.pdf

2.「待ったなし!環境対策!(中国政府の環境政策と企業の対策)」
上海清環環保科技有限公司 総経理 江頭 利将
https://www5.jetro.go.jp/newsletter/shanghai/2018/180327/2.pdf

3.「中国環境対策動向〜環境NGO IPEとは〜」
SGS 北東アジア・事業開発部 シニアマネージャー 古川 智史
https://www5.jetro.go.jp/newsletter/shanghai/2018/180327/3.pdf

4.「環境問題に関する行政処罰及び訴訟事例について」
上海リーグ法律事務所 弁護士 朱 暁音
https://www5.jetro.go.jp/newsletter/shanghai/2018/180327/4.pdf

5.「ボイラーの環境規制」
三浦工業(中国)有限公司 上海分公司 総経理 山本 孝治
https://www5.jetro.go.jp/newsletter/shanghai/2018/180327/5.pdf

6.「廃水に関する規制」
旭化成(株) 膜水処理事業部 波多野 康弘
https://www5.jetro.go.jp/newsletter/shanghai/2018/180327/6.pdf

7.「土壌汚染規制の最新動向と対応策」
上海化工研究院 土壌環境修復工程技術中心 技術顧問 吉田 憲幸
https://www5.jetro.go.jp/newsletter/shanghai/2018/180327/7.pdf

【中国】早急な対応が求められる環境問題および安全生産問題

一昨日、JETROより「早急な対応が求められる環境問題および安全生産問題」の調査レポートが配信されました。

出典元 JETROホームページ:https://www.jetro.go.jp/world/reports/2018/01/5d81856217ac4363.html

最近ではサプライヤーの環境法令違反による操業停止などで、生産に影響を受けている日系企業からの相談も増えてきました。

JETROのレポートでも、以下のページでその点をピックアップして書かれています。

今までもサプライヤーの定期的な検査は各社行われていると思いますが、サプライヤーの自主申告による調査票での管理や、日本から来られる管理部門の方の訪問検査が一般的でしょう。

日本から来られる管理部門の方では現在の中国環境法令、条令、また地域による特殊な対応など把握できていません。

また、自主申告では検査とは言えませんね。

どこも検査しているつもりでいただけで、実際は現状把握はほとんどできていなかったのではないでしょうか。

法令、条令、また現場を把握した専門家でなければ正しい検査は行えません。

当社では毎週何件ものご相談が舞い込んできますが、訪問させて頂き問題が無い企業の方が少ないのが現実です。ほとんどは自覚症状の無い状態で何らかの法令、条令に違反されておられます。

昨年、私がサプライチェーンの危機について作成したレポートを以下にて公開致します。

PDF版は以下タイトルをクリックしてください。

新環境保護法施行に伴い増大するサプライチェーンに潜むリスク(TIGIIC)

【中国】環境規制対策セミナー

昨日、3月21日にJETRO上海主催にて環境規制対策セミナーが開催されました。

当社総経理の江頭も、「環境保護税と日系企業のあるべき対策」と言うテーマで講演させて頂きました。

予定の定員は70名でしたが、昨日は120名を超える方が来られていました。

厳しさを増す環境規制に対して、日系各社も真剣に向き合おうとする動きが感じ取れます。

【中国】2017年~ 環境セミナー講演実績

2017年2月11日  江蘇省蘇州市において、ジェトロ上海事務所及蘇州日商倶楽部が主催したセミナーで講演しました。「環境違反事例とその対応 ~具体例を中心に~」

2017年3月31日 上海市において、大同特殊鋼(上海)有限公司が主催したセミナーで講演しました。「厳しくなる環境規制と適切な対応について」

2017年6月20日 上海市において、上海総経理会が主催したセミナーで講演しました。「新・環境政策とその対応」

2017年7月25日 江蘇省常熟市において、  ジェトロ上海事務所が主催したセミナーで講演しました。 「新・環境政策とその対応」

2017年9月6日 江蘇省張家港市において、張家港桜会が主催したセミナーで講演しました。「どうすればいいの?中国での環境対策」

2017年9月21日 上海市において、同済国際緑色産業創新中心が主催し、ジェトロ上海事務所及び日本財産保険(中国)が後援したセミナーで講演しました。「どうすればいいの?中国での環境対策」

2017年10月3日 名古屋市において、中部経済産業局主催、ジェトロ名古屋、グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ協議会(GNIC)の共催にて講演しました。「中国環境ビジネスセミナー」

2017年11月4日 上海市において、上海春光会が主催したセミナーで講演しました。「中国政府の環境政策:目的、動向、そして対策」

2017年11月28日 上海市において、上海日本商工倶楽部南部地域連絡会が主催したセミナーで講演しました。「中国政府の環境政策:目的、動向、そして対策」

2017年12月9日 江蘇省常州市において、常州日商倶楽部が主催したセミナーで講演しました。「待ったなし!環境対策!〈19全大会から見えてくる政策と企業の対策〉」

2017年12月16日 上海市において、上海日本商工クラブ農水食品部会が主催したセミナーで講演しました。「待ったなし!環境対策!〈19全大会から見えてくる政策と企業の対策〉」

2017年12月18日 江蘇省太倉市において、太倉JP会が主催したセミナーで講演しました。「待ったなし!環境対策!〈19全大会から見えてくる政策と事務所の対策ついて〉」

2017年12月21日 上海市において、上海日本商工クラブ電機電子部会が主催したセミナーで講演しました。「待ったなし!環境対策!〈19全大会から見えてくる政策と事務所の対策ついて〉」

2018年1月18日 上海市において、日東電工集団内部会議で講演しました。「待ったなし!環境対策!〈19全大会から見えてくる政策と環境保護税ついて〉」

2018年2月8日 上海市において、ジェトロ上海事務所と地銀との交流会で講演しました。「待ったなし!環境対策!〈19全大会から見えてくる政策と企業の対策〉」

2018年3月3日 江蘇省南通市において、三菱東京UFJ銀行(中国)有限公司蘇州支店と東京海上日動火災保険(中国)有限公司が主催したセミナーで講演しました。「待ったなし!環境対策!〈19全大会から見えてくる政策と企業の対策〉」

国務院機構改革の10大キーワード サービス型政府建設へ(国务院机构改革10大关键词)

(1)自然資源の監督管理:自然資源部を新設 環境全体の保護を実現(自然资源监管:组建自然资源部,实现山水林田湖草整体保护)

(2)汚染の予防・抑制:生態環境部を新設 環境保護の監督と取り締まりを統一(污染防治:组建生态环境部,统一环保监管和执法)

(3)農村振興:農業農村部を新設 「三農」問題を全面解決(乡村振兴:组建农业农村部,全面解决“三农”问题)

(4)健康中国:国家衛生健康委員会を新設 重大疾病制御や高齢化対策を推進(健康中国:组建国家卫生健康委员会,防控重大疾病并应对老龄化)

(5)公共安全:応急管理部を新設 安全リスクを防止・解消(公共安全:组建应急管理部,防范化解重特大安全风险)

(6)科学技術革新:科学技術部を再編 革新活力のさらなる発揮へ(科技创新:重新组建科学技术部,进一步释放创新活力)

(7)市場監督管理:国家市場監督管理総局を新設 総合的な法執行を推進(市场监管:组建国家市场监督管理总局,推进综合执法)

(8)金融リスク防止:中国銀行保険監督管理委員会を新設 銀行と保険の監督管理の統合で安全確保推進(防范金融风险:组建中国银行保险监督管理委员会,混业监管强筑牢安全底线)

(9)公共サービス:退役軍人事務部・国家移民管理局・国家医療保障局を新設 受益者と分野に応じた精確なサービスと保障を提供(公共服务:组建退役军人事务部、国家移民管理局、国家医疗保障局,加强不同群体不同领域的精准服务与保障)

(10)文化のソフトパワー:文化・観光部と国家ラジオテレビ総局を新設 文化事業を統一的に計画(文化软实力:组建文化和旅游部、国家广播电视总局,统筹规划文化事业)