やりたい放題の時代が終わった中国でのビジネス

昨日、JBPRESSより「やりたい放題の時代が終わった中国でのビジネス」とのタイトルで姫田小夏さんの記事が配信されました。    環境 規制 法令 違犯 日系

原文:http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/55237

私も何度かブログでお伝えしていますが、「関係いいから何とかなる」中国はすでに過去の話となっています。

もちろん関係する役所や当局と友好的な関係は必要ですが、「違法行為」を見逃してくれる事はありません。※姫田さんの記事にも書かれていますが、以前は見逃し行為も普通にあったと思います。

当社では毎月日系企業の事業所環境診断(現状診断)を行っていますが、2018年の当社実績でみても80%以上の事業所で何らかの環境法令に違反する行為が存在していました。

日本企業が環境対策に対して意識が乏しいのか?と言うと、そうでもありません。

ほとんどが法令違反の自覚症状が無い状態で操業を続けています。

また、当社の診断により違法行為が発見された場合でも、その対策に時間を要してしまい、その間に摘発を受けるというケースも昨年は数件ありました。

対策にはお金がかかりますが、その予算決済で本社側とやり取りいている時間があまりにもかかりすぎている、もしくは予算を許可しないというケースもありました。

そもそも違法行為の状態であるのですから、コンプライアンス的にも予算などと言う事ではなく速やかに対策を施すべきなのですが、本社側の危機意識の欠如により対応が遅れているケースが多いと感じます。

この本社側の危機意識の欠如の原因は、「やりたい放題の中国」と言うバイアスがかかった状態で中国市場を見ている人が未だに多い事を示しているように感じます。

今年からは環境対策は一段と厳しくなりますが、多くの日系企業ではそれに対応する体制がとられていないのを危惧しています。

やりたい放題の中国は過去の話です。違法操業は直ちに是正し、リスクを回避してください。

中国政府は明らかに、「適者生存 不適者淘汰」の方針で産業構造の改革に取り組んでいます。

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