中国の役人とお付き合いする良い方法

俗に、中国は「上の政策あれば、下に対策あり」と言われる。

もちろんこれは間違っていないし、その通りの事が起こる。
ところがである。
実は、日本人の多くはこれの意味するところを誤解していることが多い。

まず、一般的に日本人が思っている中国及び中国人に対するイメージは「ずる賢い」とか「拝金主義」だとか、果ては「人や周りの事を一切気にしてない」などであるが、それも言葉通りに捉えればその通りである。

しかし、そのような国民性を持った人々が長い歴史を通してしっかりと生きて存在している訳である。ましてや最近のように強大国の一つを担うほどの実力をもつけてきたことを考えれば、決して侮ることのできない存在なのである。

さて、日系企業の総経理や責任者の方々は、最近中国政府の環境政策の厳格化について行けず、日々訪ねてくる役人達におびえているような風にも見える。
そりゃそうだと思う。なぜなら、役人達が何故こうも頻繁に訪ねてきて理解に苦しむ要求(決してそうではないが)をしてくるのか?という理由が分からないからなんとなく怖くなるのだ。

しかし、先に申し上げたように「上に政策あれば、下に対策あり」なのだから地方の役人達も、結局は「対策」を行っているだけだと言うことが理解できると別に恐れることもないし、うまくやれば上手に乗り越えられる。

まず、難しく考えるのを辞めましょう。
彼らは自分の立場を考え、どうすれば「上」に認めてもらえるかを第一に考えて行動しているに過ぎない。
何を評価され、何が自分の昇進を遮るのか?が理解できているので、今何をすべきかを常に考えながら実行しているだけ。要するに、どうやって自分の高評価に繋がる実績を上げることができるかが鍵なのである。

そうなると、後は簡単。
1.まずは、法律に則っていないものは処罰する。
2.罰金を科す。
3.改善を促す。
できれば、そこで何らかのお金に繋がればこれ幸い。
と言うだけなのだ。

ところが、これまではそれで実績と認められてきたが、改善が遅遅として進まないため、いろんな事故が起き始めた。

よって、ここで罰金は当然のこと、その後の改善結果にまで責任をとることが必要とされるようになったのだ(そう、その改造実績と件数が得点になる)。

だから、民間にはしっかりと改善を行ってもらわないと行けない訳。
実は、ここら辺からは一つレベルが上がって、そう易々と改善活動が進まなくなる。なぜならそれ相応の技術力とノウハウが必要になるから。
何か設備を一つ増やしたからと言って正しく改善が行われるわけではないのである。

じゃあ、どうするか。
当然専門家達と組んで仕事をするようになる。
しかし、その専門家の経験値が低いとどうなるか。。。
これが今の中国の現実である。

つまり、正しく確実に改善を行うことが彼らの「対策」だとするなら、その「対策」を見せてあげれば良いのである。「共に取り組みましょう。弊社のノウハウで良い結果を出しますので」と役人にもアピールし、一緒に取り組んでもらえば良いのである。実に簡単。素人の役人がとってつけたような設備を紹介してきたら、逆にこうこうこういう風な取り組みがより確実ですと言って見せてあげ、モデルケースにもしてもらい、できれば優遇策(免税とか、減税、果ては補助金など)もつけてくれるようになれば、最高では無いか。

「役人が紹介した設備を入れたけど、全然効果がない」「うさんくさい設備を無理矢理入れさせられた」などという、受け身の体勢では今後中国での生産はおぼつかないだろう。それよりは、先んじて取り組み、見せて、感動させて、宣伝もしてもらい、良い実績として表彰もしてもらえるような積極性が今求められています。

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エガちゃん について

中国に住み着いて14年。 毎日が現場での戦いの連続。絶対に諦めない姿勢で「省エネ・環境ビジネス」確立に挑戦中! これまで日本のどんな企業もやったことの無い大型プロジェクトを追いかける日々です!
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