今朝の日経新聞の記事から
日本はデータ貧困国 開示不十分、コロナ対応の足かせ
この記事を読んで、日本人のどのくらいの人がこの深刻さを理解しているだろうか。
新型コロナウィルス蔓延が起きて、はたと気づいたと言った感じだが、中国に長く住んでいる小生からすると、「そんなのもうずいぶん昔から危機感を持って感じていましたよ。」と申し上げたい。
まず、日本を取り巻く先進国の中で「国民番号」というID番号を付与していない国があるだろうか。。。。
私る限り、存在しない。
韓国、中国、米国、南米各国。。。私が住んだことのある国では、全ての住民(国民では無い)には必ずID番号が付与され、それが無いと住民登録さえもできず公共のサービスを受けることができなくなっている。
米国、韓国、中国では、銀行口座や携帯電話番号さえ持てない。
これが当たり前なのに、未だ日本では「マイナンバー」さえも浸透していない。
デジタル化が当たり前となり、IT技術を使った様々な生活面での便利さが拡大している中、日本では相変わらず自らの身分を証明するのに「運転免許証」「保険証」などでしか代替できないし、もしそれらが無い場合はパスポート(旅券)でどうだ?とお願いすると、断られるケースもある。
※旅券こそ、写真の貼ってない保険証より確かでは無いか???
だから、今回の日経の記事を見て思うのは、日本がデータ貧困国になっているのは、「データを集めるだけの根本的なシステムが整っていない」からとはっきりというべきなのに、記事の最後までそのことには触れない。何故?
代案を示すか、その原因となるものが何かくらいはハッキリ主張したらどうだろう。
それにしても、これである意味日本人の中に、日本がすでに先進国集団から離脱したことを実感した人々が生まれたことであろう。
相変わらず、他国の失敗や政治には口を出すが、日本国内の大きな問題には今もなお深く入り込もうとしない国民性が垣間見えてがっかりする。
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