上海日本商工クラブの会報であります『Next Shanghai 上海明天』に対談記事が載りました。皆さまにご紹介させて頂きます。
今回は、リーグ法律事務所のパートナー弁護士である殷偉弁護士と環境保護法の改定と省エネの観点で約3時間ほど対談した内容を、大橋さんが綺麗に纏めて下さった内容です。
殷先生とあっちに行ったりこっちに行ったりの話をキッチリ3ページ半に纏めるのは至難の業だったと思わざるを得ません。
殷先生のまとめに依ると今回の環境保護法の改定は以下のポイントに絞られるそうです。
1. 生態系保護の全面改正
2. 処罰の明確化と厳罰化
3. 情報公開
4. 公益訴訟
つまり、政府は各企業に対して厳格性を要求し、民衆に対しては公益の為であればたとえ役人や公的機関であっても訴訟の対象になり得る事になったのです。
これまで、民衆が政府機関を訴えることなど不可能でしたが、今後は正しい処罰を行わない役所は逆に周りから訴えられてしまうと言う事になったのです。
これまで、なあなあで通り過ごすことができた曖昧な対応は不可能であり、反腐敗運動の最中、ましてや金銭で云々などもってのほかの自体が現実となっております。
そして、最後のページにはJETRO上海代表処の蘆田さんが今後の中国に於ける環境ビジネスの可能性についてコメントを下さっており、さすが上海日本商工クラブの会報だと唸った次第です。
入手が難しい場合でも、7月の半ばになれば以下のHPでもバックナンバーとして掲載されることになりますのでチェックされてみて下さい。
http://www.jpcic-sh.org/mingtian/